CHAPTER1

外国為替取引の基礎知識

具体的な外貨投資のリスクとは?

日本円で投資する金融商品にもリスクがあるように、外貨投資にもいくつかのリスクが存在します。
外貨投資商品に共通するリスクの第一は、為替差損です。たとえば、1米ドル=100円で100万円分
購入した外貨預金があるとします。 その後、円高・ドル安が進行して1米ドル=80円になったとしたら。。。
解約して日本円として受け取る額は100万円から80万円に減ってしまうのです(金利の利息分や手数料は除く)。
外貨預金や外貨建てMMFは円を売って外貨を買う商品なので、円高には弱い商品です。外国債券、外国投信、
外国株式も同様になります。
次に注目すべき点として、カントリーリスク、地政学的リスクです。どんなに高金利の国であっても、その国の
信用度が低かったり、政情が不安定だとリスクは高いものになります。
そのほかに考えられるリスクは、情報量の少なさが上げられます。
たとえば、米ドルと米国に関しては、新聞やTV、インターネットなど毎日あらゆる方法で情報を得ることは
可能ですが、通貨によっては実情が見えにくい国もあります。そうした国への投資は、たとえ高金利でも
リスクがあるということを絶対に忘れないでください。
もちろん、外国株や外国債券には、日本のそれと同様に、価格変動リスクや発行体の信用リスクが存在します。

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