ファンダメンタル(ズ)というのは、経済の基礎的要件のことです。
たとえば、その国のGDP成長率やインフレ率、国際収支、人口動態など、
これれらをトータルで見て、ファンダメンタル分析の要になります。
株式投資では、個別企業の業績を分析するのが、ファンダメンタル分析
ということになります。
FX取引の場合、一国のファンダメンタルに注目し、より強いと思われる国の
通貨を買う一方、弱いと思われる国の通貨を売ります。円と米ドルの取引を行う
のであれば、日本と米国の経済情勢を比較するというような感じです。
ただ、マーケット予測をする上で、ファンダメンタル分析だけではやや不足です。
たとえば、95年4月に1ドル=80円を割る円高・ドル安になりましたが、このときの
日本経済は、金融不安の最中で、平成バブル崩壊の厳しい状況下にありました。
にもかかわらず、円が大きく買い進められたのです。このような状況は、ファンダメンタル
では説明できません。
そこで、マーケットに参加している投資家の需給動向をチェックする。あるいはテクニカル
分析も併せて、買われ過ぎ、売られ過ぎを判断するというように、さまざまな分析手法を
組み合わせて、マーケット動向を見ていきます。一つの手法だけで将来予測ができるほど、
マーケットは単純ではないのです。